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図1−6 台湾女子の年齢別有配偶率 1960〜1995年

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年の6.0%と、ついに1993年に7.2%に達し、高齢化人口国の仲間入りをした。高齢化の速度は、最近さらに加速している。
過去と将来の人口年齢構造をピラミッドで表わすと、図1−7のようになる。1961年から1981年にかけて、年少ならびに青壮人口の増加が目立つ。これは過去の高出生率の結果である。1995年には、ベビーブーム時代に生まれた人口は、大部分が生産年齢に入り、経済発展に有利な条件を提供している。
ところが、将来人口の年齢構造は、出生率の急速な低下によって、高齢化が激化すると予測される。行政院経済建設委員会の1996年6月の推計によると、合計特殊出生率が1994年の1.76から1996年の1.77、2011年の1.85.2036年の2,00に増加し、平均寿命がこの期間に、男性が73年から79年に、女性が78年から83年に伸長すると仮定した場合、台湾の将来人口の年齢構造は、表1−5に示すように変化する。そのう

 

 

 

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